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★ 分岐を使ってエアを送ることについて ★

ときどきお客様から「二又分岐などを使ってエアポンプのエアを分岐して使っても大丈夫ですか?」というお問合せをいただきます。

正直に言いますと分岐でのご使用はあまりお勧めしていません。

というのは、例えば水作エイトなどの水中フィルターといぶきエアストーンを分岐でお使いいただくと、水中フィルターからばかり泡が出て、エアストーン側からほとんど泡が出ない。という現象が起きやすいからです。

理由としては、水中フィルターの中のプラストーンといぶきエアストーンではエアの抵抗値が大きく違うからです。

ただそうは言っても予算ですとか設置スペースの問題もありますので「どうしてもエアポンプは1台でないと都合が悪い!」というお客様もいらっしゃるかと思います。その場合には以下の設置方法に従っていただけば一応分岐は可能になるかと思います。






1)ポンプ側のチューブを抜いて、エアを送るのを止めて水中フィルター側の弁を完全に閉めます。

二又分岐弁の水中フィルター側の弁を完全に閉めます。

そして、このときにポンプ側のチューブ(逆流防止弁をお使いの場合には逆流防止弁の手前)もあわせてはずします。このときエアストーンはチューブにつないだ状態で水槽内に沈めて置いて下さい。

そうすると、チューブの中を水槽内の水が水面まで上がってくるかと思います。(この作業はエアストーンの設置方法のページに詳しく書かせていただいておりますので、そちらをご参照下さい。)





2)それからポンプ側のチューブをつないで、エアストーンにエアを送ります。
泡が出始めましたら、気持ち泡が強めになるように弁を調節して下さい。

この作業は上記と同じくエアストーンの設置方法のページに詳しく書かせていただいておりますので、そちらをご参照下さい。

ただ、エアストーンの設置方法と違う点は、この作業の後水中フィルター側にエアを送り始めるとエアストーン側の泡の出が悪くなってしまうということがありますので、エアを気持ち強めになるように二又分岐の弁を調節しておくことがポイントです。





3)上記の状態で、少しずつ水中フィルター側の弁を開けてみて下さい。

これで両方から泡が出るようになるかと思います。(^-^)

ただ抵抗値が違うということで、どうしても時間の経過とともに少しずつエアストーン側からの泡の出は悪くなってしまいます。その場合には、その都度上記の作業を繰り返す必要があります。


また上記と同じくエアストーン同士の分岐についてもあまりお勧めしておりません。特に同じサイズのエアストーンを分岐でお使いいただく場合には両方から全く同じようにエアが出るように調節するのはかなり難しいと思います。ご注意下さい。

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